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[ケイスポ]慶大、法政大戦プレビュー「原点還る」

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 第84回関東大学サッカーリーグ1部は3日に第5節1日目を行い、慶應義塾大は平塚競技場にて法政大と戦う。

 前節は大胆な布陣変更も実らず0-3と完敗を喫した慶大。イ・ウヨン監督が試合後に「(良かった点は)1つもない」と言い切るほど慶大にとっては最悪の試合となってしまった。特に「球際の強さがなかった」(GK中川翔太)、「球際とか競り合いとか、そういう一つ一つをもっと戦わないと」(河井陽介)といったコメントからもうかがえるように、技術的な面よりも精神的な部分で負けたと言えるだろう。

 次節の相手は法大。昨季は2戦2勝と好相性の相手だ。しかし対する法大も慶大と同じく現在2連敗中。並々ならぬ気持ちで慶大との一戦に臨んで来ることは明らかだ。その中でこの試合は慶大にとって「もう1回原点に還って、自分たちのサッカーはどういうものなのか」(笠松亮太)を見つめなおすには絶好のチャンスだ。

 昨季はリーグ戦で1度も3連敗のない慶大にとって早くも正念場を迎えたが、この試合での勝敗が今季のターニングポイントとなると言っても過言ではない。悪夢の敗戦から中3日、どのように修正して試合に臨んでいくのか、期待がかかる。

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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