5連勝で首位の立命館大は9位のびわこ成蹊スポーツ大と対戦した。前半38分に右CKからびわこ大DF但馬優斗(3年=大阪学院大高)に先制ゴールを許した立命大は前節4ゴールの坂本一輝(2年=野洲高)の3本などシュート11本を放ったが、1点が奪えず0-1で敗れた。

　今季初黒星を喫した立命大に対して同じく開幕5連勝で2位の阪南大は関西国際大と対戦。前半11分にFW細野元伸(4年=岐阜工高)のシュートのこぼれ弾をFW奥野将平(2年=興國高)が押し込み先制した阪南大は26分、27分にも加点。後半にはDF朴帝宣(4年=大阪朝鮮高)が直接CKをねじ込み4-0で快勝、6試合失点1という強さで首位に浮上した。

　3位の関西学院大は6位・桃山学院大のMF岡田翔太郎(4年=初芝橋本高)に先制ゴールを決められたものの、後半4分に全日本大学選抜MF阿部浩之(3年=大阪桐蔭高)が同点弾。そして14分に阿部の左クロスをFW山内一樹(2年=関西学院高)が頭で決勝ゴールを決め、2-1で競り勝った。

　大阪産業大と対戦した4位・関西大は前半20分に10年日本高校選抜の1年生DF中島龍基(青森山田高)が先制弾。相手をシュート3本に封じた関西大が1-0で勝った。

　5位の同志社大は昇格組の甲南大と対戦。1-1の後半37分、左FKをDF小堀誠也(4年=清水東高)が頭でつなぐと、最後はDF佐川雅也(3年=神戸ユース)が頭でゴールへと沈めて2-1で勝った。また近畿大はMF宮本宗弥(3年=近大和歌山高)の2ゴールなど3-0で大阪学院大を下している。

[前期リーグ]
【第6節】(5月1日)
[大阪長居スタジアム]
関西大 1-0 大阪産業大
[関]中島龍基(20分=補・藤澤典隆)

関西学院大 2-1 桃山学院大
[関]阿部浩之(49分=補・桑野裕士)、山内一樹(59分=補・阿部浩之)

[西京極総合運動公園陸上競技場]
同志社大 2-1 甲南大
[同]徳丸敬紘(27分)、佐川雅也(82分=補・小堀誠也)
[甲]綾川友崇(57分=補・立川雄大)

立命館大 0-1 びわこ成蹊スポーツ大
[び]但馬優斗(38分=補・岡野雅俊)

[堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター]
大阪学院大 0-3 近畿大
[近]宮本宗弥2(5分=補・桂田光&池亮磨、59分=補・桂田光)、皿谷圭史郎(88分=補・藤本憲明)

阪南大 4-0 関西国際大
[阪]奥野将平2(11分=補・細野元伸、27分=補・井上翔太)、可児壮隆(26分=補・井上翔太&奥野将平)、朴帝宣(66分=CK)

(文　吉田太郎)

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