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慶應義塾大、河井、田中、日高、黄がJ入団内定会見!!

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 関東大学リーグ1部の慶應義塾体育会ソッカー部は14日午後、神奈川県横浜市の慶應義塾大日吉キャンパスで同大部員4選手のJリーグ入団報告記者会見を行った。

 ユニバーシアード競技大会(8月、中国)で同代表の一員として世界一獲得に貢献したMF河井陽介(4年=藤枝東高)は、09年から2種登録されていた清水エスパルスに内定。今季の副将を務めるDF田中奏一(4年=F東京U-18)はファジアーノ岡山、MF日高慶太(4年=桐蔭学園高)はモンテディオ山形、韓国代表候補合宿にも参加歴があるDF黄大城(4年=桐生一高)は京都サンガF.C.にそれぞれ加入が内定した。

 須田芳正監督から「大変うれしいニュースを報告させていただくことになりました」と紹介された選手たち。河井は「自分が生まれ育った静岡でプロサッカー選手になれることを嬉しく思います」と笑顔でコメント。田中は「この大学からプロ入りという夢を実現できたことを嬉しく思う」と話し、日高は「これからも謙虚な気持ちを忘れずにファンから愛される選手になれるように頑張りたい」。黄は「入団が内定したことに満足せずに、人としてプロサッカー選手として成長していきたい」と力を込めた。

 現在、関東大学1部リーグは第19節までを終え、今季も残るは3試合。冬の全日本大学選手権への出場権は上位4チームに与えられる。現時点で慶應義塾大は出場枠ぎりぎりの4位。5位との勝ち点差は4差と開いているが、残り3試合は首位・専修大戦、5位・早稲田大戦、2位・筑波大戦と上位陣との直接対決が残っているため、油断はならない状況だ。河井は「今は大学サッカーに集中して、残りの大学生活に精一杯取り組んで、サッカーで皆さんに恩返しができるように」と意気込んだ。プロ入り内定4選手が中心となり、慶應義塾大を冬の大学日本一決定戦へ導くつもりだ。

[写真]左から黄、日高、河井、田中

(取材・文 片岡涼)

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