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[ケイスポ]慶應義塾大vs日本体育大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[5.3 関東大学1部・前期リーグ 第5節 慶應義塾大2-2日体大 麻溝]

 国士大に完封負けを喫した前節から中4日で迎えた日体大戦。降りしきる雨の中で行われた試合は、1点ビハインドで迎えた後半終了間際、MF森田達見(4年=川崎F U-18)が起死回生の同点ゴールを決め、何とか勝ち点1を奪取した。

以下、試合後の慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―今日は平戸選手がスタメンで近藤選手が二列目でしたが。
「今までターゲットがいなかったので、ターゲットを入れるということで、平戸を入れて、我々がしっかりとポゼッションして攻撃していくときの一つの選択肢としてダメなときは平戸のポストプレーに期待したということです。まあ、今日はしっかりとボールを繋ぐことができ、そしていい形で縦パスが入ったので良かったです」

―今日は武藤選手が欠場でしたが。
「やっぱり膝の調子がまだ完全ではないということで、雨の日だと少し怖いということもあり、しかも連戦になるということで、今日は無理させないで欠場させました」

―今日は転倒する選手が多かったが。
「滑っていたのは、一部の選手だから、それはなんでかというのはちょっと分からないです。これだけいいピッチでやれているわけだし、靴が悪いってわけでもないし、それで失点したわけだから、その辺の責任感っていうか、靴が悪ければ靴を変えないといけないし、体調が悪ければ体調を直さないといけないし、体幹が弱ければ体幹を鍛えないといけないし、バランスが悪ければバランス感覚を鍛えないといけないし、何というか、そこの部分は残念ですね、失点につながったので」

―前節から修正した点は?
「平戸を入れて、ターゲットが一つ増えたということで、全てグラウンダーの縦パスというよりか、最悪それが彼にボールを集めるということで今日は比較的余裕をもって出来たのでまずまずだったと思います」


松岡淳副将(4年=慶應湘南藤沢高)
―今日の試合を振り返って。
「1失点目は完全に自分のミスで、そういう試合の入り方をしてしまって、雨の中応援の人だったり声を張ってくれて最低限の引き分けという結果を出せたので本当に次が大事になると思います」

―ピッチは滑りやすかったか?
「みんな滑っていたわけではないんですけど、個人的には滑ってしまって。それは自分の問題なので管理できていなかったと思います」

―次節は藤田主将が欠場となるが。
「息吹が出ていない試合で、神大の試合でひどい内容だったので、でもそこは準備している人が11人以外にもいっぱいいるのでその選手が自信を持ってやってくれれば、普段通りのサッカーができれば大丈夫かなと思います」

―次節に向けて。
「息吹がいないのもそうですし、自分がリーダーシップを取って鼓舞してやらなくちゃいけないと思います。今日の試合のようであったら個人的には本当に駄目なので、もっとパフォーマンスを上げて、今日の引き分けが流経で勝てれば次につながった試合となるので、絶対に勝てるように頑張りたいと思います」

森田達見(4年=川崎F U-18)
―今日の試合を振り返って。
「全体的には支配していた試合だったんで勝ちきりたかったのが正直な気持ちです」

―2点目を振り返って。
「端山がいい感じで折り返してくれたので。ダイレクトで打てれば良かったんですけど、最後は気持ちでというか、あまりゴールをみないで思いっきり狙いました」

―次節は藤田選手が欠場し、またメンバーも替わると思うが、チームとしてはどのように戦っていきたいか?
「正直、藤田がいないのは大分厳しいなという感じがあるんですけど、それでも控えの選手の能力も非常に高いですし、逆に彼らもチャンスだと思ってやってくれると思うんで、特に心配していません」

―次節への意気込みを。
「個人的には自分のゴールで勝利ができれば一番で、ただチームとして勝つことが一番の目標なので、そこは個人どうこうよりもチームとして戦っていければいいと思います」

松下純土(3年=國學院久我山高)
―今日の試合を振り返って。
「最後の最後に追いつけたというのがやっぱりけっこう大きくて。ただ前半後半試合を通して、自分たちのサッカーができていて勝ちきれなかったのは正直悔しいんですけどやっぱり最後に追いつけたというのは嬉しかったです」

―今日はトップに平戸選手が入っていたので、前線に当てやすかったのでは?
「そうですね。須田さんも言ってたんですけど、前にターゲットがいることで後ろとしても選択肢が広がるので。やっぱり前にいるということで後ろでのパス回し、ショートパスも有効にできるのでそういった意味ではすごく大きかったです」

―自身の得点を振り返って。
「けっこう貪欲にずっと狙っていたので、まあ前半も点を取れるところがあって外していたので。後半はカウンターの場面だったんですけど、ここは思い切って前に行ってやろうということで行ったらたまたまボールが来て。クロスをあげて跳ね返ったときにもうキーパーがいなかったので、ここは思いっ切り打とうて思って打ったらたまたま入りました」

―積極的に攻撃に参加していたが。
「そうですね。貪欲にゴールを狙っていたのと僕が2,3列目から上がることで向こうの陣形も崩れるので。リスク管理としてボランチの増田であったり息吹君が上がっていたところを戻ってくれるので、けっこう思いっ切り上がることができました」

平戸奨眞(2年=暁星高)
―今日の試合を振り返って。
「初出場ということで、今のチーム状況を考えながら、自分がやらなければいけないことをやらなければならなかったんですけど、結果的に点を取ることはできなかったんですけど、個人的に点が取れなくて悔しいです」

―監督からの指示は何かあったか?
「前節、ボールがトップに収まらなくてパスミスになってしまったので、DFからのパスを収めてキープして体を張ることを考えてやれと言われました」

―個人としての改善点は?
「どんどん試合を積み重ねていって慣れることですね。落ち着いてプレーすることができればいいと思います」

―次節への意気込みを。
「今日の勝ち点1をポジティブに捉えて、次節勝ち点3を取れるように頑張りたいと思います」

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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