セリエAのジェノアは20日、クラブの公式サイトでMFケビン・コンスタンとDFフランチェスコ・アチェルビが来シーズン、ミランへ移籍することを発表した。

　昨シーズン、ジェノアで21試合に出場し1得点を挙げたギニア人のケビン・コンスタンは、買い取りオプション付きの期限付き移籍で、ミランに加入する。ミランは同日、期限付き移籍でインテルから加入し、6月にはインテルとの契約が満了しフリーで獲得する予定だったMFサリ・ムンタリが、左ヒザの前十字靭帯を痛め、手術を行い、約半年の戦線離脱を強いられることを発表していた。コンスタンは、その代役として期待されている。

　また、昨シーズンはキエーボで17試合に出場し、1得点を挙げたイタリア人DFのアチェルビは、これまでジェノアとキエーボが共同保有権を持っていた。今回、ジェノアはキエーボの所有する保有権を獲得し、それをミランへ売却した。そのため、アチェルビはミランとジェノアが共同保有する形になる。