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MFリケルメがボカ退団へ「愛する我が家を離れるとき」

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 リベルタドーレス杯は4日に決勝の第2戦を行い、ブラジルのコリンチャンスがアルゼンチンのボカ・ジュニアーズに2-0で勝利。第1戦との通算成績を3-1とし、初の南米制覇を達成した。

 背番号10を付け、チームを決勝進出に導いたMFフアン・ロマン・リケルメは、試合後に退団する意向をボカの公式HPに明かしている。

「多くの困難を乗り越えてきたけど、僕たちは負けてしまった。もう一度勝てると信じていたのだけれどね。僕はこのクラブでプレーを続けることはない。このクラブを愛している。これからも、常に感謝し続けるだろう。でも、もう空っぽなんだ。このクラブに、これ以上何かを与えることができるとは思えない。これまでの半分の状態では、このクラブでプレーできないんだ。今が愛する我が家を離れるときだと思う」

 今後については、中国の上海申花への移籍も噂されたが、引退も視野に入れているようだ。

「まずは友達、家族と話をしてみるよ。彼らが、もう少しだけ僕がプレーする姿を見たいと思っているか、聞いてみる。でも、ボカでは今のような気持ちではプレーを続けることは、できないんだ」

 ボカで3度のリベルタドーレス杯優勝を経験し、00年にはクラブ世界一に導いた天才ゲームメーカーは、このままスパイクを脱ぐことになるのだろうか。

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