ロンドン五輪を控えているU-23日本代表のMF宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムは13日、FCアストリア・バルドルフ(5部相当)と練習試合を行い、3-0で勝利した。宇佐美はフル出場を果たすと、後半34分にゴールを決めた。練習試合での得点は、先月22日のフュッセン戦(7部相当)、30日のFCバンゲン戦(6部相当)に続く3戦連発。五輪本番へ向けて、好調ぶりをみせた。

　試合は前半18分にDFマルビン・コンパーが先制点を奪うと、後半18分にはFWスベン・シップロックが追加点。そして後半34分には宇佐美がダメ押し弾を決めた。バイエルンからホッフェンハイムに加入後、"デビュー戦"となったフュッセン戦から3試合連続弾。五輪を戦うU-23日本代表に合流するため、2次キャンプには参加せずにチームを離れるが、十二分にアピールを果たした。

　宇佐美は16日に渡英するU-23日本代表チームと現地で合流。18日にベラルーシ戦、21日にメキシコ戦を戦う。関塚ジャパンは壮行試合で決定力不足を露呈しただけに、宇佐美にかかる期待は大きい。

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