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香川がユナイテッドで初のスタメン出場。試合は1-1のドローに終わる

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 マンチェスター・ユナイテッドは21日にDHLプレシーズンツアーの第2戦を行い、南アフリカのアヤックス・ケープダウンとケープタウンで対戦した。18日に行われたアマズルFC戦では終了間際の出場にとどまった日本代表MF香川真司は、この試合ではトップ下で先発出場し、後半32分までプレーした。新天地での初スタメンということもあり、戸惑う場面も見られた香川だが、時間の経過とともにボールに絡むようになる。後半15分には決定的なヘッドを放つなど見せ場もつくったが、後半32分にベンチに退いた。試合はその後、後半42分にユナイテッドが失点を喫したが、ロスタイムにFWベベがゴールを決め、1-1の引き分けに終わっている。

 この試合、ユナイテッドは4-2-3-1の布陣を採用した。ポール・スコールズ、マイケル・キャリックがドイス・ボランチを組み、右SHにアントニオ・バレンシア、左SHにアンデルソンが入り、1トップにメキシコ代表のハビエル・エルナンデスが務めた中で、香川は自身が「最も持ち味を出せる」と話す、トップ下で出場した。

 立ち上がりから香川は前線を動き回り、ボールを呼び込もうとする。だが、周囲との呼吸が合わずに、パスを受けることができない。20分にはスコールズが香川に出したパスをカットされてカウンターを受けるなど、前半は互いの特徴を模索している段階にあることを強く印象付けた。

 後半に入ると、香川がボールに触る回数も増える。16分には後方で攻撃のビルドアップに加わってから、一気に前線へ駆ける。左サイドのエルナンデスからのクロスにヘディングシュートで合わせたが、左ポストに嫌われて得点にはならなかった。その後は若手を多く起用したチームの中で思うようなプレーもできず、後半32分にはFWベルバトフとの交代で、ベンチに退いている。

 若手を多く起用したユナイテッドは、後半42分にCKから鮮やかなヒールシュートを決められてしまう。その後も最終ラインの背後を取られるなど、ピンチの場面を数多くつくられた。それでも、ロスタイムに意地を見せる。香川と同じタイミングで入団したMFニック・パウエルがPA内から強烈なシュートを放つが、これはGKに防がれる。それでも、試合終了間際にベベが同点ゴールを叩き込み、1-1のドローに持ち込み、98年に創設されたばかりのアヤックス・ケープタウンを相手に面目を保った。

 プレミアリーグ開幕へ向けて準備を進めるユナイテッドは、この後、中国へ移動して25日にはディディエ・ドログバ、ニコラス・アネルカを擁する上海申花と対戦する。


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