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シティが主将のDFコンパニと新たに6年契約を結ぶ

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 マンチェスター・シティは26日、ベルギー代表DFビンセント・コンパニと新たな6年契約を結んだと発表した。

 昨シーズン、シティは44年ぶりにリーグを制し、そのチームをキャプテンとしてけん引してきたのが、コンパニだった。現在26歳のコンパニは、32歳までシティと契約を結び、その喜びを語っている。

「いま居る場所でうまくいっているのであれば、別の場所を見る必要なんてないだろう。シティのプロジェクトはオーナーだけのものでも、クラブの経営陣のものだけでもない。僕もそのプロジェクトの一部なんだ。僕はこのクラブに最初からいるし、クラブが内外で変わっていく様子を見続けてきた。貢献できたという実感もある。だからこそ、シティにさらに6年もいられることを嬉しく思う。これほど評価してもらえるとは思っていなかった」

 この先、シティをさらに大きくしてくことを誓った。

「これまで以上に大きなインパクトを与えられると思う。居心地はとてもいいよ。ファンは信じられないくらい、僕を支えてくれている。それがこの新しい契約にサインした大きな理由の一つだ。家族も幸せだし、このクラブで取らなければいけないトロフィーは、まだまだ多くある」

 キャプテンを務めることにも、胸を張る。

「キャプテンに選ばれ、チームを引っ張ってほしいと言われていることに、大きな誇りを持っている。特にイングランドでは、キャプテンに任命されるというのは特別な意味を持っている。責任感は、どんどん増している。このクラブに居ることが正しいと思っているし、すでに何かを実現できたと思っている。『このクラブのキャプテンを務めることは、リーグで最も大変なのではないか?』と聞かれて、否定したことはない。でも、僕は責任を感じているし、僕にとっての挑戦でもあるんだ」

 昨シーズンのタイトル獲得を喜ぶと同時に、未来に進まなければいけないと話す。

「昨年の信じられないようなタイトル獲得は、僕たちにとっても、ファンにとっても格別だった。QPRとの最終戦は、とても特別なものだ。今後50年、もしかしたら100年に渡って語り継がれるだろう。でも、今はもう次を見ないといけない。夏には世界中を旅行したけれど、どこに行っても僕たちの優勝は大きな話題になっていた。ここ中国やアジアでも、大きなインパクトを与えている。多くの国で、たくさんの人に会ったけど、誰もが僕たちが勝った瞬間を覚えている。僕たちは、まだまだ勝ちたい。それができれば、長い期間にわたって、最も成功したクラブになることができるだろうし、それが目標だ」

 そして、新シーズンに向けて「開幕が待ちきれないよ。いよいよ始まるシーズンに向けて、本当にワクワクしているんだ」と意気込みを語った。

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