ミランのFWアントニオ・カッサーノとインテルFWジャンパオロ・パッツィーニのトレードが目前に迫っている。インテルの公式サイトによると、マッシモ・モラッティ会長は「まだ交渉は終わっていませんが、カッサーノのような選手が嫌いな人なんていませんよね」とコメント。「彼の加入すればゴールをさらに増やしてくれるでしょう」と早くも期待を寄せている。

　両選手のトレードは一気の決着をみた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、20日に行われたミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOとインテルのモラッティ会長の直接交渉が決めてとなったとし、両クラブは補償金750万ユーロ(約7億5000万円)をミランがインテルに支払うことで合意した模様だと報じている。

　両選手ともすでにメディカルチェックを受けた模様。あとは両クラブから正式発表を残すのみとなっている。