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アーセナル退団は、タイトルへの近道?

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 アーセナルは今夏、昨季のリーグ得点王であるFWロビン・ファン・ペルシーがマンチェスター・ユナイッドに移籍し、MFアレキクンドル・ソングもバルセロナでプレーする選択を下した。イングランドのSun Sportは、過去7年間にわたって無冠に終わっているアーセナルに対し、同クラブを離れた選手がいくつのメダルを獲得したかを計算した。

 05年にFA杯を制したのを最後に、アーセナルはトロフィーから遠ざかっている。その間、主力としてプレーした17選手が移籍したが、彼らは11の異なるクラブで、実に44ものトロフィーを獲得していた(コミュニティシールドや各国のスーパー杯は含まない)。

 FWティエリ・アンリ、MFセスク・ファブレガス、MFサミル・ナスリに加え、ファン・ペルシー、ソングも「トロフィーを獲りたい」という理由で、ガナーズを離れている。

 主力選手を失ったアーセナルは、約250億円以上の移籍金を手にしたが、タイトルキャビネットに新たなトロフィーを加えることはできていない。皮肉なことに、ポーツマスに移籍したDFソル・キャンベルやMFラサナ・ディアラ(現R・マドリー)やバーミンガムに移籍したMFセバスティアン・ラーションやMFアレキサンドル・フレブもタイトルを獲得しているのだ。

 この数字を見れば、セスクの後を追うように、バルセロナへ移籍したソングが喜ぶのも、無理はないだろう。セスクも昨シーズン、バルセロナで3つのタイトルを勝ち取っている。

 ソングは「バルセロナの要求には、すべて『YES』と応じたよ。このチャンスは生涯に一度あるか、ないかのものだ。彼らは真のチャンピオンだからね。僕の子供たちも喜んでいる。庭ではメッシになったつもりでプレーしているよ。スターばかりのチームに加入することができた。プレースタイルはアーセナルに似ているし、セスクが適応するのに助けになってくれるだろう」と話している。

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