セリエA第2節が1日、各地で行われた。開幕戦を落とし、黒星発進となったミランは敵地でボローニャと対戦。前半16分にインテルから移籍後初先発となったFWジャンパオロ・パッツィーニが自ら得たPKを決めて先制に成功すると、1-1で迎えた後半32分にもこぼれ球に詰めたパッツィーニが押し込み再び勝ち越しに成功。最後は同40分にパッツィーニがハットトリックとなるダメ押し点を決めたミランが、3-1で今季初勝利を掴んだ。

　ミランは今季、大幅なメンバーチェンジを余儀なくされている。さらにケガ人も続出しており、なかなか明るい話題が見えてこない。

　パッツィーニは今夏、FWアントニオ・カッサーノとトレードという形でインテルから移籍。開幕戦でアシストを記録するなど、カッサーノが多くの話題を振りまくのに対して、パッツィーニは開幕戦は途中出場を果たしたものの、結果を残すことは出来なかった。だが開幕2戦目でのハットトリック達成。汚名を返上した今後は、チーム浮上のキーマンとなりたい。

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