リーガ・エスパニョーラは2日、第3節2日目を行った。バルセロナはホームでバレンシアに1-0で競り勝ち、唯一の3連勝で勝ち点を9に伸ばした。

　8月29日に行われたスペインスーパーカップ第2戦でレアル・マドリーに1-2で敗れ、今季初のタイトルを逃したバルセロナ。この日はティト・ビラノバ監督がベンチ入り停止処分を受ける中、開幕戦でレアルと引き分けた昨季3位のバレンシアをホームに迎えた。

　前半22分、MFシャビの左CKからショートコーナーでFWメッシにつなぎ、さらにDFアドリアーノへパス。PA手前でボールを受けたアドリアーノは左45度の角度から右足を振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に叩き込んだ。

　セットプレーから先制したバルセロナは前半26分にもメッシのスルーパスからMFセスクがGKとの1対1を迎えるが、右足で浮かしたシュートはゴール左へ。決定機を逃し、追加点を奪えずにいると、後半はバレンシアに反撃を許した。

　バレンシアは後半15分、MFティノ・コスタの右後方からのFKをDFビクトル・ルイスが左足で押し込み、ゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。その後もバルセロナの攻撃に耐え、少ないチャンスからゴールを狙う。後半45分には左CKからルイスが決定的なヘディングシュート。しかし、これもゴール上に外れ、バルセロナが1-0で逃げ切った。

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