マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーが早期復帰を誓った。公式サイトに掲載されたインタビューでルーニーは「毎日リハビリをしているし、復帰までそんなに時間はかからないと思う」とリハビリが順調に進んでいることをうかがわせている。

　ルーニーは先月25日のプレミア・リーグ第2節フルハム戦で後半ロスタイムに相手選手と接触し、右太ももの内側を裂傷。そのまま病院に直行し、手術を受ける大怪我を負った。全治には最大で2か月を要する見込みで、いきなりの戦線離脱を余儀なくされた。

　負傷は周りも凍りつくほどの裂傷だった。医師からも「深刻な状態かもしれない」と伝えられたという。ただ本人は怪我の瞬間は全く痛みを感じなかったとし、「不幸中の幸いだった」と振り返っている。

「幸運なことに、筋肉を傷つけてはいなかった。動脈から1mmか2mmのところまで到達していたと、外科医からは聞かされた」

「本当に、けがの瞬間は痛みを感じなかったんだ。ただ、今思い返せば、もっと酷い状態になっていた可能性もあった」

　日本代表FW香川真司ら新戦力の充実が目立つ今季のマンU。だがタイトル奪回のためにはエースの復帰は欠かせないはずだ。