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最多36戦連続無敗記録を持つハンブルガーSV、ドルトムントの無敗記録を31でストップ

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 ブンデスリーガの第4節2日目が22日に各地で行われた。王者・ドルトムントは敵地でハンブルガーSVと対戦すると2-3で競り負けた。これにより、昨季から続いていた無敗記録は31試合(25勝6分)でストップした。

 昨季はMF香川真司(現・マンチェスター・U)の活躍などもあり、28試合負けなし(23勝5分)とブンデスリーガの1シーズン連続無敗記録を更新し、シーズンをフィニッシュ。さらに1シーズンを通じて獲得した勝ち点は「81」と、1971-72シーズンと1972-73シーズンにバイエルンが記録したブンデスリーガの史上最多勝ち点である「79」を更新し、大台突破の史上最高記録を達成していた。しかし、今季4戦目にして築き上げてきた無敗記録は止まった。奇しくも記録を止めたのは、“シーズンをまたいだ”過去最多の無敗記録である36試合を1981-1983シーズンに達成しているハンブルガーSVだった。

 この日の試合後、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は敗戦の原因について「序盤、中盤、終盤」と厳しいコメント。「我々は少し、軽快さに欠けていた。特に立ち上がりは難しかった。HSVは巧みにプレーをしていたし、少ないチャンスをしっかりと活かしていた」と敗戦を悔やんだ。次節の相手は、開幕から4連勝中のMF乾貴士を擁するフランクフルトが相手となるが、3連覇を手にするためには、ここからまた記録を築いていくしかない。


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