国際サッカー連盟(FIFA)は6日、ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦の試合後に竹島(韓国名・独島)の領有を主張するメッセージを掲げたため、銅メダルの授与が保留となっているU-23韓国代表DFパク・チョンウ(釜山)の処分決定を来週に持ち越す考えを明らかにした。大韓サッカー協会(KFA)に対して6日、FIFA賞罰委員会から来週再び議論するとの通知が届いたと『朝鮮日報』が報じている。

　また同紙はロンドン五輪のメダリスト57人と指導者40人に対して支払われる年金支給をパク・チョンウに対しても支払われると報道。管轄する国民体育振興公団が「今後懲戒処分を受けるかどうかにかかわらず年金支給者名簿に含まれている」と発表したとしている。

　この年金は、支給が確定した月から死亡した月まで毎月支給され、金メダリストには100万ウォン(約7万円)、銀メダリストには75万ウォン(約5万3000円)、銅メダリストには52万5000万ウォン(約3万7000円)が支給されるという。