14日に行われたイングランド代表との国際親善試合で、4得点を記録したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。後半ロスタイムに見せたPA外からのオーバーヘッド弾は伝説的なゴールとなった。

　ここで少し困ったのが国際サッカー連盟(FIFA)だ。FIFAは14日に2012年のFIFAプスカシュ賞候補となる10ゴールを発表した。プスカシュ賞とは09年に創設された賞で、年間ベストゴールを決定するもの。候補を発表した直後にイブラヒモビッチのゴールが生まれてしまったというわけだ。

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、イブラヒモビッチが「(プスカシュ賞の)リストから自分が外されているのを見て、一発決めてやろうと思っていたんだ」と冗談交じりにコメントしたと紹介。同紙はFIFAが2013年のプスカシュ賞特別候補として選出されるのではとの見方を示している。