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長友が先制点を演出も…インテルはカリアリと引き分ける

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 セリエAは18日、第13節2日目を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでカリアリと対戦し、2-2で引き分けた。3-5-2の左MFで先発した長友はフル出場を果たすと、前半10分のパラシオのゴールを演出する活躍を見せたが、チームは惜しくも引き分けに終わった。

 前節アタランタに2-3で競り負け、公式戦の連勝が10で止まってしまったインテル。この試合では前半10分に左サイドで長友のバックパスを受けたFWアントニオ・カッサーノがゴール前にクロスを上げると、FWロドリゴ・パラシオが頭で合わせて幸先よく先制に成功する。しかし同43分にFWマルコ・サウにゴールを決められ、前半は同点で折り返すこととなった。

 後半に入って攻め続けたのはインテルだった。しかし9分に長友のクロスを、ゴール前でフリーになったFWディエゴ・ミリートが右足で合わせるが大きく枠上に外れる。同14分にも長友の横パスを受けたミリートが強烈なミドルシュートを放つが、GKミカエル・アガッツィの好セーブに遭い、得点することが出来ない。すると同21分、インテルはまたもサウにゴールを奪われ、逆転を許してしまう。

 もう攻めるしかないインテル。後半28分にDFジュアンに代えてMFコウチーニョ、同37分にはカッサーノに代えてMFリッキーアルバレスと、攻撃的な交代カードを切って同点ゴールを奪いに行く。するとアルバレス投入直後プレーで、アルバレスが右サイドを突破しクロスを上げると、スライディングでクリアにいったDFダビデ・アストリの足に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。だがインテルの反撃もここまで。インテルにとっての仕切り直しの一戦は、2-2のドローで幕を閉じた。


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