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本田フル出場も…10人のCSKAはエトー擁するアンジに敗れ8試合ぶり黒星

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 ロシア・プレミアリーグは2日、第18節を行い、MF本田圭佑の所属する首位CSKAモスクワは敵地で3位アンジと対戦し、0-2で敗れた。本田はトップ下で3試合ぶりのフル出場を果たしたが、得点に絡むことはできず、チームも8試合ぶりの黒星を喫した。

 前半17分、アンジは左クロスのこぼれ球からFWサミュエル・エトーがシュートを狙うもDFがブロック。CSKAモスクワも同20分、本田の浮き球のパスからMFトシッチが決定機を迎えたが、シュートはわずかにゴール左へ外れた。

 首位攻防戦らしい白熱した攻防が続いたが、前半ロスタイムにCSKAモスクワのMFカウナが2枚目の警告で退場。後半は数的優位に立ったアンジが試合を優勢に進めた。後半12分に先制点を奪うと、同33分にはPA内右でボールを持ったエトーが巧みな個人技でDF2人の間を突破。折り返しをMFブスファが押し込み、2-0と試合を決定づけた。

 10人のCSKAモスクワは反撃もままならず、本田もなかなか見せ場をつくれない。結局、9月30日のディナモ・モスクワ戦(0-2)以来、8試合ぶりの無得点に終わり、0-2の零封負けとなった。前節のゼニト戦(1-1)で連勝が6でストップしたCSKAはこれで8試合ぶりの黒星。アンジに勝ち点40で並ばれたが、ロシア・プレミアリーグのレギュレーションにより今季13勝のCSKAモスクワが今季12勝のアンジの上位に来るため、かろうじて首位を守っている。


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