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シティが3-1でニューカッスルを破り、リーグ戦の連敗を阻止

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 プレミア・リーグは15日、第17節1日目を迎え、昨季王者のマンチェスター・シティはアウェーでニューカッスルと対戦した。前半のうちに2点をリードしたシティだが、後半はニューカッスルの猛反撃に遭う。後半開始早々に1点を返されたが、その後は守備陣が踏ん張りを見せる。後半33分にMFヤヤ・トゥレが3点目を決めて勝負あり。勝ち点3を重ねたシティが、勝ち点を36に伸ばしている。

 立ち上がりニューカッスルにゴールを脅かされたマンチェスター・シティだが、GKジョー・ハートの好守でピンチを凌ぐ。迎えた前半10分には、速攻に出ると、ヤヤ・トゥレの縦パスを受けたMFサミル・ナスリが最終ラインの背後を抜け、ゴール前へラストパス。これをFWセルヒオ・アグエロが決めて、シティが1-0と先制した。

 先制したシティは、その後も決定機をつくり出す。前半13分にはFWカルロス・テベスがボレーシュートを放つが、GKに防がれる。同20分にもナスリ、アグエロがPA内で連続してシュートを放ったが、懸命に戻ったニューカッスルの守備に阻まれて、追加点を挙げることはできなかった。その後もニューカッスルゴールに迫るシティは、同39分にCKからMFハビ・ガルシアがヘディングシュートを決め、2-0で前半を折り返した。

 後半に入ると、流れが一変する。後半6分にはFWデンバ・バが、ヘッドでゴールを決めて1点を返す。後半8分にもFWパピス・シセがPA内でボールを受け、反転してシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えて行った。

 その後もニューカッスルは押し気味に試合を進めたが、追加点を挙げたのはシティだった。後半33分、左サイドからの折り返しを受けたヤヤ・トゥレが、GKクルルの死角からゴールを決めた。終盤にも前掛かりになるニューカッスルを相手に、アグエロが何度か速攻からチャンスを迎えたが、追加点は挙げられない。それでも、3-1のまま3試合ぶりに勝利したシティが、今シーズンの10勝目を挙げている。一方のニューカッスルは、11月以降のリーグ戦の成績が1勝1分6敗となり、長期契約を結んだアラン・パーデュー監督だが、苦しい立場に立たされている。


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