日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、5日のチェルシー戦を前にした記者会見で今夏の補強についてコメントした。公式サイトによると、「来シーズンに向けたプランは随分前から進めている。すでに方向性は決まっているので、実現できればいいと思っている」と語っている。

　今季、ユナイテッドは圧倒的な強さでプレミア・リーグを制した。ファーガソン監督も「今のチームは素晴らしい選手層を誇っている」としたが、「だからこそ間違ってはならない。選手全員が満足するような形を取ろうとしがちになってしまう。実際、今シーズンはそういう傾向になってしまったこともあった」と更なる進化を求めた。

「出来れば1、2選手を獲得したい」と希望を語った同監督。「選手の調査は時として2シーズンという長期間に及ぶこともある。若い選手の場合、次のシーズンでどういうプレーをするかを見たいからね。われわれはそういうプロセスを経ている」と選手の獲得に自信をみせた。

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