[5.5 セリエA第35節 ユベントス1-0パレルモ]

　セリエAは5日、第35節を行った。首位のユベントスはホームでパレルモと対戦。1-0で勝利し、勝ち点を83に伸ばしたユベントスが、2年連続29度目の優勝を決めた。

　引き分け以上で今節でのスクデット獲得を決めるユベントス。前半はゴールネットこそ揺らすことは出来なかったが、落ち着いた試合運びを見せた。

　ようやくの得点シーンは後半14分、ユベントスはPA内でFWミルコ・ブチニッチが倒されPKを獲得。これをMFアルトゥーロ・ビダルがGKの逆を突き、落ち着いて沈めた。ビダルの4試合連続ゴールでユベントスが先制に成功した。

　その後は同38分にMFポール・ポグバがレッドカードを受け退場してしまうアクシデントがあったが、1-0で逃げ切ったユベントス。終了のホイッスルと同時にユベントス・スタジアムは歓喜に包まれた。

　昨季は無敗での優勝を決めたユベントスだが、優勝を決めたのは1試合を残した第37節だった。今季はここまで4敗を喫しているが、さらに他を圧倒し、3試合を残してのスクデット獲得を決めた。しかしセリエAでは安定した強さを発揮出来ても、欧州CLではバイエルンに8強で敗れるなど、結果が残せず悔しいシーズンとなった。来季こそはセリエ復活の旗手としてヨーロッパを席巻したい。

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