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ホッフェンハイムがPK2本でドルトムントに逆転勝ち、自動降格回避し昇降格POへ

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[5.18 ブンデスリーガ第34節 ドルトムント1-2ホッフェンハイム]

 ブンデスリーガは18日、第34節を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムは敵地でドルトムントに2-1で逆転勝ちし、最終節で自動降格圏を脱出した。16位に順位を上げたホッフェンハイムは、2部3位カイザースラウテルンとの昇降格プレーオフに回る。なお、今季限りでの退団が発表されている宇佐美は7試合連続でメンバー外だった。

 前節終了時点で自動降格圏の17位に位置していたホッフェンハイム。残留のためには勝利が最低条件で、かつ他チームの結果次第という厳しい状況だった。しかも、相手は欧州CL決勝に進出した2位ドルトムント。前半6分にはFWロベルト・レバンドフスキに先制点を許し、1部残留は風前の灯と思われた。

 ところが後半32分、FWフォラントがPA内でDFマッツ・フンメルスに倒され、PKを獲得。これをFWサリホビッチが落ち着いて決め、1-1の同点に追いついた。フンメルスは直後に負傷交代。欧州CL決勝を前に思わぬアクシデントに見舞われたドルトムントはさらに後半35分、今度はGKロマン・バイデンフェラーがPKを献上し、一発退場。すでに交代枠を使い切っていたため、MFケビン・グロスクロイツが急きょGKを務める事態となった。

 ホッフェンハイムはこの日2本目のPKをサリホビッチが決め、2-1と逆転。試合終了間際にはDFマルセル・シュメルツァーにゴールネットを揺らされるもオフサイドの判定に救われ、そのまま逃げ切った。3試合ぶりの勝ち点3を手にしたホッフェンハイムはデュッセルドルフを抜いて自動降格を回避。昇降格プレーオフに回る16位に浮上し、1部残留に望みをつないだ。


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