ドローの相手に賛辞　D・アウベスは勝利を願う

　ブラジル代表は2日、国際親善試合でイングランド代表と対戦し、ホームで2-2と引き分けた。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は試合後、イングランドに賛辞を送っている。

　前半に主導権を握ったブラジルは、後半に入ってFWフレッジのゴールで先制したものの、その後イングランドに逆転を許してしまう。終盤、MFパウリーニョのゴールで引き分けに持ち込んだが、スコラーリ監督が就任してから早くも4度目のドローに終わっている。

　スコラーリ監督は試合後、次のように話した。

「前半は素晴らしかったが、後半は気に入らないことをしてしまった。あまりに多くのスペースを与えてしまったんだ。イングランドに支配させてしまった。彼らのプレーをさせて、ゴールを決めさせてしまったね」

「ファンは勝利を期待していた。彼らはゴールを望む。だが、イングランドと戦うのがいかに大変か、彼らは気付いていない。彼らには多くの経験豊富な選手たちがおり、すでに完成されたチームなんだよ」

　一方、DFダニエウ・アウベスは内容を評価した上で、早く白星を取り戻したいと述べている。

「僕らは良いパフォーマンスをした。ただ、結果は望んでいたものではなかったね。監督はこういう道を示しており、僕らはそれに続かなければいけない。できるだけ早く勝利を手にできるようにしなければいけないね」

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