beacon

ベトナムの「ランニングマン」の夢物語は続く…アーセナルがロンドンに招待へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アジアツアー中のアーセナルは、現在日本に滞在しており、22日に名古屋グランパスと、26日には浦和レッズと親善試合を行う。だが日本に来る前のベトナム滞在中に起こった出来事が、ちょっとした話題を呼んでいる。

 ハノイ市内を移動中のアーセナルイレブンの乗ったバスをアーセナルのレプリカユニフォームを着た1人の少年が追いかけてきた。気付いた選手たちは一様にその少年に注目。「ランニングマン!ランニングマン!」と声を挙げ応援すると、しまいには「あいつと契約しろ!」と大盛り上がり。一度はバスに振り切られたが、バイクの後方に座り再び登場すると、バスの中は大歓声に包まれた。5マイル(約8km)ほど走ったところでバス内に招き入れられ、全選手がユニフォームにサインを書き入れる。選手やアーセン・ベンゲル監督らと写真撮影を行った。

 FWオリビエ・ジルーがその時の様子を撮影しており、これが公式チャンネルにアップされると、ベトナムや英国メディアが大々的に報道。17日に行われたベトナム代表との親善試合では、選手入場の先導を任されるなど、一躍ヒーローとなった。

 動画内ではFW宮市亮も盛り上がっている様子が確認できる。さらにGKボイチェフ・シュチェスニは「夢は追いかければ叶うというお手本だよ。みんなへのメッセージになったね」とコメント。動画の最後には「ランニングマン。今年のツアーのヒーロー」とメッセージも出している。

 またベトナムメディアによると、「ランニングマン」として有名になったブー・スァン・ティエン氏をアーセナルは特別ゲストとしてロンドンに招き入れる計画があるのだという。MFミケル・アルテタの大ファンだという彼の夢物語はまだまだ続く。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2013-14特集ページ

TOP