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17年ぶり名古屋でのゲームに大満足、ベンゲル「素晴らしいゲームをお見せできた」

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[7.22 親善試合 名古屋1-3アーセナル 豊田ス]

 アーセナルは22日に豊田スタジアムで行われた名古屋グランパスとの親善試合に3-1で勝利した。45年ぶりの来日となったアーセナルは、日本のファンを圧巻プレーで楽しませた。

 95年から96年途中にかけて名古屋で指揮を執ったアーセン・ベンゲル監督にとっても、名古屋でのゲームは17年ぶりとなった。快勝に満足した様子の同監督は、「全体的には素晴らしいゲームをお見せできたと思います」と振り返っていた。

 日本のファンにとってどうしても気になるのは、宮市亮の今後についてだ。今季も再びレンタルで出されるのではとの噂も出ているが、ベンゲル監督はまずはコンディションを上げることを先決とした。「現在、宮市はフィットネス(怪我の状態)が完全に戻っているとは言えない。今夜は特別な機会だったのでプレーしてもらった。こういう素晴らしい機会を逃してほしくなかった。宮市はフィットネスさえ戻ってくれば素晴らしいプレーをしてくれると思います」。

 アーセナルはこの後、関東に移動し、26日に埼玉スタジアムで行われる浦和レッズ戦に備える。「選手たちがしっかり集中して臨んでいた。この試合から何かを学び取ろうという気持ちも見て取れた。これは素晴らしい心構えだったと思う」。親善試合であろうが、決して無駄にしない。ベンゲルの考えは、クラブの隅々まで浸透している。

(取材・文 児玉幸洋)

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