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香川フィーバーを語るDFリオ・ファーディナンド「ベッカムのようだ」

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[7.26 親善試合 セレッソ大阪2-2マンチェスター・U 長居]

 マンチェスター・ユナイテッドの一員として来日したDFリオ・ファーディナンドは、日本での第2戦となったセレッソ大阪戦にフル出場した。試合を振り返り「前回の試合よりは機能していたと思う。誰がプレーしていたかは問題ではない。シーズン開幕が近づいているから、これからもっと良くなっていくだろう」と、コメントした。

 個人としても状態が上がっているようだ。「コンディションも上がってきている。今日は試合後、3、4キロ落ちていた。この暑い中でプレーするのが、どれだけハードか物語っているだろ?」と、調整が順調に進んでいることを示唆した。

 後半9分にゴールを決めた香川について聞かれると「チームで重要な役割を果たすだろうね。今日も素晴らしいゴールを決めたのを見ただろう? まぁ、PKはミスしたけど。プレッシャーが大きすぎたのかな。でも、ファンタスティックな選手だ。彼がこのチームにいることを嬉しく思っているし、今シーズンは昨シーズンより遥かに良い彼を見られるんじゃないかと期待しているよ」と答えている。

 この日もチケットは前売り段階で完売し、4万4,856人が集まった。大阪では大人気の香川だが、「チームに加入するまで、彼については何も知らなかった。大阪出身だということも最近知ったよ」と、リオは言う。そして、地元でのフィーバーぶりについては「ここでは、ベッカムが来たようなものだろうからね。こうなって当然だよ」と、納得の様子だった。

 移籍が囁かれているFWウェイン・ルーニーに話を振られると「おっと。そのことについては何も話さないよ」と言って、笑顔でミックスゾーンを後にした。

(取材・文 河合拓)

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