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ロジャース、L・スアレス発言に「クラブより大きな個人はいない」

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エースの言葉に失望も…

 リバプールFWルイス・スアレスは、この夏の移籍を希望していると話した。ブレンダン・ロジャース監督は、もちろんこの発言にがっかりしている。

 L・スアレスはチャンピオンズリーグ(CL)でプレーできないことを移籍を望む理由の一つに挙げていた。クラブが1年前に移籍を約束したとも話しており、今後の動向が注目されているところだ。

 L・スアレスは7日に行われたバレレンガ戦でチームに帯同しなかった。4ー1で勝利を収めた後、ロジャース監督がエースの発言についてコメント。『ESPN』などが、指揮官の会見の模様を伝えている。

「約束はない。当然だが、私が読んだものはとても残念なものだった。しかし、私の仕事はより大きなところにある。私の仕事とは、戦って、クラブを守ることにあるね」

「リバプールにはスタンダードというものがある。私はそれを守るために全身全霊を懸けているんだ。献身的であること、尊厳を保ち、気品を持つこと、そして調和だ。この4つは、リバプールのことを考えるときに私の心をよぎる。我々が常に保持すべき価値だ。このスタンダードを踏み外したとき、私は対処しなければならない」

「クラブより大きな選手、もしくは人などいない。L・スアレスは私がクラブにきたときからすべてを与えてくれた。しかし、話すべきことはほかにあっただろう。ここは、加入したときから最大限のリスペクトを提供してくれたクラブだ」

 ただし、リバプールのスタンスはこれまでと変わらないようだ。

「我々はL・スアレスを売りたくない。シンプルなことだ。我々の目標を達成するために、彼は非常に重要だ」

「彼がCLでプレーしたいと思うのは理解できる。ただ、それが約束を破ったという意味にはならない。我々は適切価格で選手を売ることを考えているが、売る必要がないことも分かっている」

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