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乾、今季初勝利も満足せず 「勝たないといけなかった相手」

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決定力アップについては「実力」

 フランクフルトは25日、ブンデスリーガ第#節でブラウンシュヴァイクと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。今季初白星を手にしたフランクフルトだが、左MFとして先発フル出場した乾貴士は、格下相手の勝利で満足してはいけないと話している。

 前半から押しながらも、ゴールをこじ開けられなかったフランクフルト。だが、後半にMFアレクサンダー・マイヤーとMFステファン・アイグナーがネットを揺らし、3戦目にして今季初勝利を手にした。

 乾は得点こそなかったものの、積極的に攻撃に絡み、立ち上がりにはポスト直撃のシュートを放った。初勝利を挙げたことについて、同選手は「うれしいですけど、勝たなければいけなかった相手」とコメント。昇格組との対戦だったこともあり、勝って当然の相手だったとの見解を示している。

 ブランシュヴァイクの守備は「粘り強かった部分もありますけど、そんなに良いディフェンスではなかった」。だが、なかなか得点を奪えなかったこともあり、「アレックス(・マイヤー)がしっかり決めてくれて、大分楽になりました」と、先制点が大きかったとも話した。

 一方、ポストを叩いた自らのシュートについて、ゴールを決めるために何が必要かと問われると、乾は「運とかではない」「実力だと思います」と悔しさをのぞかせている。

 追加点を奪ってからチームがペースを落とし、守りに入ったことについて、乾は「僕自身は取りに行きたかった」。しかし、「セーフティーリードみたいなところがあったので、そういうサッカーになった」「チームのやり方もありますし」と、チームの勝利を優先した形だ。

 ヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフに続き、フランクフルトはこれで公式戦2連勝。だが、乾は「相手(カラバフ)が弱いので、なんとも言えない」。「(ボルシア・)ドルトムントにも良い試合ができれば、これからまたノっていけるんじゃないかな」と、リーグ次節が重要だと意気込んだ。

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