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モウリーニョ:「私とペップの対戦ではない」

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UEFAスーパー杯でバイエルンと対戦

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、30日に行われるUEFAスーパーカップのバイエルン・ミュンヘン戦を前に、この試合はバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督との監督同士の対戦ではないと強調している。試合の前日会見でのコメントを各国メディアが伝えた。

 昨シーズンまでレアル・マドリーを率いたモウリーニョ監督と、一昨シーズンまでバルセロナを率いたグアルディオラ監督の率いるチームの対戦ということで注目されるカードとなる。だが、モウリーニョ監督はそう捉えられることを望んではいないようだ。

 グアルディオラ監督のチームと15度対戦して3度しか勝っていないというデータを指摘されると、モウリーニョ監督は次のように答えた。

「そのデータは間違っている。だがそれは重要なことではないので、議論するつもりはない。インテルでのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝や、スペインでのリーグ戦やコパ・デル・レイやスーパーカップでの記録を見てみるといい。まったく間違っている。だが重要なことではない」

「これは私と彼の対決ではない。クラブ対クラブだ。私はインテルでのCL準決勝で彼に勝ったし、コパ・デル・レイ決勝でも勝った。スペイン・スーパーカップでも勝った。バルセロナとレアル・マドリーのタイトルの懸かる試合に勝ってスペイン王者になった。データは正しいのかもしれないが、関係ない。私にとって重要ではない」

 モウリーニョ監督はまた、26日のマンチェスター・ユナイテッド戦でMFフアン・マタを起用しなかったことにも言及。移籍も噂された同選手だが、残留することを改めて強調している。

「彼がユナイテッド戦でプレーしなかったのは私の選択だった。選択をする時には常に理由がある。その理由を選手に説明するのは私の義務だと思うし、いつもそうしている。だが理由をメディアに説明するのは義務だと感じていないし、いつもそうするとは限らない」

「私と選手の間ではすべてクリアになっており、何も問題はない。彼は我々にとって非常に重要な選手だ。彼は残留を望んでいるし、クラブも彼の残留を望んでいる」
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