アス=エコト、キャロル、クラニチャルをレンタルで獲得

　QPRのハリー・レドナップ監督が、かつての教え子たちを続々と獲得した。2日、同クラブは公式ウェブサイトで、トッテナムからDFベヌワ・アス=エコト(29)とMFトーマス・キャロルを、ディナモ・キエフからMFニコ・クラニチャル(29)を、それぞれレンタルで獲得したことを発表している。

　2006年のトッテナム加入以降、204試合に出場して4ゴールを記録したアス=エコトは、QPRの公式ウェブサイトで、次のように話している。

「またハリーと一緒になれるのは素晴らしいね。僕は彼がいたスパーズで最高の調子にあったんだ。QPRでもベストを尽くしたい。ハリーがチームにどんなプレーを求めるかは分かっている。それは僕にも合うスタイルなんだ。だから、この機会に興奮している。QPRは素晴らしいスタートを切った。ここで彼らの助けになるのが待ち遠しいよ」

　また、U-21イングランド代表のキャロルも、レドナップ監督との再会を喜んでいる。かつてトッテナムからQPRにレンタル移籍した選手たちの後に続きたいと望んでいるようだ。キャロルはこのように喜びを明かしている。

「ここに来ることができてうれしい。本当に興奮しているよ。彼が好むプレーから、僕にとってハリーはすごく大きい存在なんだ。これから大事なのは、キャリアのこの段階において、コンスタントに試合に出ることなんだよ。ここでそれを実現したい。(カイル・)ウォーカーやアンドロス(・タウンゼント)がQPRにレンタル移籍したのを見てきた。僕も同じように成功したい」

　さらに、ポーツマスやトッテナムでレドナップ監督と仕事したクラニチャルも、再びイングランドでの戦いに臨むことになった。同選手はこのように話している。

「ハリーはいつも選手としての僕のベストを引き出してくれた。イングランドでは2度にわたって彼とやってきたね。今度はQPRでまた一緒にやれることになって、うれしく思っている。チャンピオンシップは僕にとって新しい経験だけど、この挑戦に興奮している。試合に出て、QPRがプレミアリーグに戻る助けになりたい」

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