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代表通算100試合出場が目前のMFランパード「経験を活かしたい」

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 イングランド代表は10日に、アウェーでウクライナ代表とのW杯予選を戦う。この試合に出場すれば、代表通算100試合出場を達成するMFフランク・ランパードは、FIFA.comのインタビューで、「経験を活かしたい」と語っている。

 さまざまな記録を持つイングランド代表だが、この試合では100キャップを数える選手が初めて3人同時にプレーする可能性がある。ランパードに加えて、すでに100試合出場を達成しているMFスティーブン・ジェラードとDFアシュリー・コールも、チームの中心選手として活躍を続けている。

「僕たちの持っている経験を、最大限に活かしたいね」とランパードは言う。「スティーブンとアシュリーは、所属クラブでも、代表でも、素晴らしいプレーを見せて来た。彼らに加わることができれば、素晴らしいことだね。でも、3人にとって、もっとも重要なことは、経験を順位表に示すこと。そして、得るべき結果を得ることだ」と、個人の記録よりもチームが勝ち点3を挙げるために戦う姿勢を強調した。

 H組の首位に立つイングランドだが、2位のモンテネグロとは勝ち点15で並んでおり、3位のウクライナとは勝ち点1差しかない。アウェーでウクライナに勝てば、W杯出場に大きく前進するが、仮に敗れれば、予選敗退の可能性も出てくる。

「とてつもなく大きな試合だ。でも、このグループがタフになることは分かっていた。スペインやドイツと同じではないと知れば、多くの人は問題ないと思うかもしれない。でも、力のあるチームがいると感じていたし、実際に予選はそういう風に進んでいる。良い結果を出して、ホームでの残り2試合を迎えたいね。勝てば、グループの中で優位に立てる。ホームでの2試合もタフなものになるだろうけど、勝ってイングランドに帰ることができれば、かなり優位になる」と、3度目のW杯出場を目指すランパードは、意気込んだ。

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