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グアルディオラ:「指示を守らない選手はスタンドへ」

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負傷者の復帰には期待

 バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、負傷で戦線離脱している選手たちが復帰すればチームをさらに強化できるとの考えを示しつつ、バイエルンの選手たちに指揮官の決断を尊重する姿勢を求めている。

 バイエルンは現在、DFホルガー・バドシュトゥバー、MFハビ・マルティネス、チアゴ・アルカンタラなどを負傷で欠いている。また、マリオ・ゲッツェやバスティアン・シュバインシュタイガーもまだベストコンディションには至っていない。

 しかし、グアルディオラ監督は負傷者を抱える状況も楽観視している。クラブ公式マガジンで、その理由を述べている。

「すべての選手が起用できるようになったとき、バイエルンはより強くなる。だが、この素晴らしい選手たちも私の決断を受け入れることによって、シーズン終盤にタイトルを争うことが可能になるんだ」

「彼らが私の決断を受け入れなければ、我々は問題を抱えることになるだろう。私は自分の言うことを聞き入れた者とはよき友人となる。決断を受け入れればサポートするが、理解したくない選手はスタンドから観戦することになるだろう。繰り返すが、私は全選手を必要としている」

 グアルディオラ監督は、ユップ・ハインケス前監督に代わって今季からバイエルンの指揮を執っている。同監督は、バイエルンから接触があった際に迷わず返答したことを明かしている。

「バイエルンから最初のコンタクトがあったとき、私は自身に言い聞かせた。『これはやらなけれないけない』とね。ここで働くチャンスを逃すことはできなかった。そこでイエスと言わなければ、二度と私に尋ねてくることはなかっただろう」

 バイエルンはブンデスリーガで8試合を消化して首位を走っている。また、チャンピオンズリーグでもマンチェスター・シティを3-1で下すなど、2連勝でグループDの首位を維持している。

「10月に首位に立つことはまったく重要じゃない。もちろん、首位に立つことは常に素晴らしいことではあるが」

「不可欠なことは自分たちのスタイルを築き上げること。マンチェスター・シティ戦やレヴァークーゼン戦で、我々は良いレベルに達していた。選手たちが私のコンセプトを吸収するのが早くて、驚かされているよ。まだ時間は必要だが、私は満足している」


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