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アッレグリ:「バロテッリ移籍? 絶対にない」

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代理人はチェルシー行きをほのめかしたが…

 ミランは30日、セリエA第10節でラツィオと対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前日会見で、不振脱却への自信を見せた。また、FWマリオ・バロテッリの移籍を否定している。

 ナポリ戦での試合後の抗議で3試合の出場停止を科されて以降、何かとメディアから騒がれ、苛立ちを見せているバロテッリ。代理人のミーノ・ライオラ氏は先日、バロテッリをイタリアへ復帰させたことを後悔していると述べている。

 また、ライオラ代理人は、バロテッリがインテル時代の指揮官、ジョゼ・モウリーニョ監督とチェルシーで再会する可能性も否定はしないと話している。同代理人は、「彼らは互いをよく知っているし、憎み合って別れたわけではないから、再び一緒になることはあり得る」と語った。

 だが、アッレグリ監督は29日の会見で移籍を否定し、バロテッリをそっとしておくべきだと主張した。イタリア『スカイ・スポーツ』が同監督のコメントを伝えている。

「1月移籍? 絶対にない。プレーが悪いというときもある。だが、マリオの場合はそれが最大限に騒がれるんだ。彼をそっとしておくべきだよ。そして、ほかの選手たちと同じように、ピッチでやっていることで彼を評価すべきだ」

 勝ち点11の10位と不振にあるミラン。ラツィオ戦や続くフィオレンティーナ戦の結果次第では、アッレグリ監督の立場が危ないとも言われている。だが、指揮官はこのように話した。

「できるだけ良い形で挽回できるように、我々は仕事を続けなければいけない。ラツィオ戦は難しい試合になるだろう。だが、相手がどこだろうと、我々は正しいアプローチで試合に臨まなければいけない」

「結果が出なければ監督のせいであり、私は責任を負う。この状況からチームを抜け出させたい。選手たちの助けと、真面目さと、バランスをもってして、ね。私はチームに冷静を伝えなければいけない」

 なお、DFマティアス・シルベストレの負傷離脱で緊急事態にある守備陣について、アッレグリ監督はDFクリスティアン・サパタのパートナーにDFクリスティアン・ザッカルドを起用すると明かした。また、DFマッティア・デ・シリオが負傷から復帰し、左サイドバックを務める予定だ。

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