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モンテッラ、誤審騒動にも「私がすべきなのはプレーの分析」

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決定的なエピソードだったとは認めつつも…

 フィオレンティーナは30日、セリエA第10節でナポリと対戦し、ホームで1-2と敗れた。終了間際の誤審について、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「興味深い」と述べつつ、審判を批判することはしないと話している。

 先制されながら追いついたものの、前半のうちに再び勝ち越されたフィオレンティーナ。ナポリに退場者が出て迎えたアディショナルタイム、MFフアン・クアドラードがペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得したかに思われたが、主審の判定はシミュレーション。逆にクアドラードが2度目の警告で退場となった。

 試合後、フィオレンティーナ陣営は怒りをあらわにしたが、モンテッラ監督は次のように話している。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「特にクアドラードを失ったこと(次節ミラン戦で出場停止)が残念だ。彼は正しい選手で、1試合に20回ファウルを受けている。シミュレーションで退場なんて、興味深いね。主審? ああ、呼びかけたけど、私の言うことは聞かなかった。それで、いつもと同じように、礼儀正しくあいさつしたよ」

「私は判定のことに左右されるのではなく、パフォーマンスを分析しなければいけない。それらのエピソードが決定的で、大きかったことは確かだけどね。そして、パフォーマンスは、とても高いレベルだった。95分間、我々が試合をして、ナポリは2度のカウンターで決めてきた。だから残念だ。我々は何度もチャンスをつくったし、敗北には値しなかった」

 モンテッラ監督は2位ナポリと好試合を演じたことで、結果そのものへの悔しさをうかがわせつつも、チームには自信が身についたと話している。

「ただ、この試合を終え、我々にはどこが相手でも渡り合うことができるという自信がある。もっと良い結果にふさわしかった。パフォーマンスは残るんだ。ただ、勝ち点を失うことになってしまったけどね」


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