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スタジアムでの崩落事故…ブラッター会長「非常に痛ましく思う」

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 2014年に行われるブラジルW杯開幕戦の会場となっている建設中のアレーナ・コリンチャンス(サンパウロ市東部)で27日、崩落事故が発生し、少なくとも2名の作業員が死亡した。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「コリンチャンスのスタジアムで仕事をしていた方々の死を非常に痛ましく思っています。遺族の皆様に追悼の意を表します」とコメントした。

 スタジアムは当初予定されていた工期を大幅に遅れるも、FIFAが12月31日を会場準備の期限としたため、急ピッチでの工事が行われた結果、来月末の完工が見込まれていた。今後は来年の1月3日にFIFAへ渡され、サンパウロ市の460回目の誕生日となる1月25日に本拠地となるコリンチャンスがこけら落としの試合を行う予定だった。しかし今回の事故原因の調査などのため、今後は30日間の工事中止が決定。工事の遅延は避けられない状況になってしまった。

[写真]2013年4月のアレーナ・コリンチャンス

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