ブンデスリーガ2部のケルンは22日、専修大MF長澤和輝を獲得したと発表した。2016年6月30日までの2年半契約と発表されている。

　長澤は1991年12月16日生まれの22歳。八千代高から専修大に進学。高い技術を武器に専修大では象徴である攻撃的サッカーの中枢を担った。今季は主将としてプレーし専修大を関東リーグ3連覇に導いた。また今季は横浜FMに特別指定選手としても参加。ケルンには11月26日から今月初旬にかけて練習参加していた。

　ケルンは1948年に創設された古豪クラブ。ブンデスリーガの初代優勝チームでもある。今季は2部リーグを戦っているが、現在は首位を快走している。かつては元日本代表FW奥寺康彦や現浦和レッズ所属のDF槙野智章も所属しており、日本人にもなじみの深いクラブへの入団となった。

　チームでスカウトを担当するヨルグ・ヤコブス氏が公式サイトでコメントを発表。「カズキは他のオファーがあったに関わらず、入団を決めてくれたことを喜んでいる。これから6か月間でドイツのサッカーに順応してもらえるように、手助けをしたい」と話している。

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