リーグ優勝とEL制覇に意欲

　ユベントスFWカルロス・テベスは、セリエAのレベルの高さに驚いているようだ。

　ウェスト・ハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティに所属したテベスは、7年間プレーしたイングランドに別れを告げ、昨年の夏にユーベへ移籍した。

　加入1年目にも関わらず、テベスはチームの主力として活躍し、今季はここまでリーグ戦19試合に出場し11得点を挙げている。

　テベスのコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、以下のように伝えた。

「セリエAは世界で一番タフなリーグだよ。戦術が要求され、レベルが非常に高いんだ。だから毎試合苦しめられているんだ。もしここでゴールを挙げられれば、ほかのどこのリーグに行っても大丈夫だよ」

　これまで数々のタイトルを獲得してきたテベスは、今季のリーグ優勝とヨーロッパリーグ(EL)制覇を視野にいれている。

「今季はリーグ戦とELのタイトルを取りたいね。僕はアルゼンチン、ブラジル、イングランドで優勝している。イタリアが(タイトルを獲得する)4か国目になるよ。あと、僕にはELのタイトルが欠けているんだ」

　将来的に1997年から2004年までを過ごしたボカ・ジュニオルスへ復帰する可能性を示唆している。

「ボカは僕の一部なんだ。ボカのことを愛している。いつか確実に復帰するよ。だけど、今の僕の心はユーベにある。僕はトリノでの生活を満喫しているんだ」

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