[1.18 ベルギーリーグ第22節 スタンダール・リエージュ2-0オーステンデ]

　ベルギーリーグは18日、第22節を行い、日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュはホームでオーステンデと対戦し、2-0で勝利した。川島は8試合連続のフル出場。チームは10節のズルテ・ワレヘム戦(0-1)以来、リーグ戦12試合負けなし(6勝6分)で首位をキープしている。なお、FW小野裕二は欠場している。

　スタンダールは前半37分、MFヨニ・ブエンスのスルーパスは相手DFにカットされるが、ルーズボールに反応したFWミッキー・バチュアイーが右足シュート。一度はGKに防がれたが、こぼれ球をバチュアイーが押し込み、先制に成功する。さらに同42分には左CKからクロスバー直撃の決定的なシーンを作るが、追加点を挙げることができず、前半を1-0で折り返す。

　ウインターブレイク中、ドイツの強豪・ドルトムントとの親善試合ではチャンスを作りながらも0-2の完封負けを喫したスタンダール。この日は前線から積極的にプレスをかけ、攻め込む場面が多く見られた。

　後半25分、前線からのプレスで相手陣内でボールを奪うと、ブエンスがすぐに前線にパスを送る。これをFWイモー・エゼキエルが相手を引きつけたところでスルー。後ろにいたFWイゴール・デ・カマルゴがワンタッチでDFを交わし、最後はGKの位置を確認して落ち着いて右足でゴールに流し込んだ。

　その後、得点は生まれなかったものの、川島を中心に無失点に抑えたスタンダールが2-0で完封勝利。2014年初戦を白星で飾った。

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