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バイエルン:「リベリのチェルシー移籍を止めた」

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過去にビッグオファーが届くも...

 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが、過去にMFフランク・リベリに対するビッグオファーを受け取ったものの、移籍を容認しなかったことを明かしている。

 リベリは昨季バイエルンでブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ優勝の3冠を達成。昨年夏にはジネディーヌ・ジダン氏がアシスタントコーチに就任したレアル・マドリーからの関心が取りざたされていた。

 ルンメニゲCEOは、ドイツ『TZ』でチェルシーがリベリに巨額のオファーを準備していたと認めている。

「リベリはファンにとってもヒーローなんだ。彼をレアル・マドリーに譲らなくて良かったよ。2008年には複数クラブが興味を示していたからね。マドリーのようなジェントルなクラブとは何も問題が生まれなかった。正式なオファーはなかったと強調しておかなければならないがね。彼らからは問い合わせあって、我々はすぐに移籍の可能性を閉ざしたんだ」

「チェルシーからは正式なオファーがあったので、我々は巨額の資金を得ることもできた。まったく、クレイジーと言えるオファーだったよ。もちろん彼を売らなかったことは正しかったけれどね」

 ルンメニゲCEOは、欧州でトップを目指すビッグクラブとして、選手を売るのではなく買うことを考えるべきだと主張した。

「バイエルンは選手を売るクラブではなく、買い取るクラブなんだ。それが証明されているということだろう。ビッグチームと競うためには、そうしなければいけない。バルセロナやレアル・マドリーのようなクラブが、ある選手を売るつもりがないなら、そこには見込みがない。バイエルンにも同じことが言えるよ」

 リベリは昨年、バイエルンと契約延長を行った。同クラブと2017年まで契約を結んでいる。
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