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独紙評価:「清武は徐々に消えていった」

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『キッカー』は及第点

 ニュルンベルクMF清武弘嗣は8日、ブンデスリーガ第20節のバイエルン・ミュンヘン戦で先発フル出場した。チームはホームで0-2と敗れている。

 ニュルンベルクは立ち上がりにシュートを6本放つなど、良い形で試合に入った。だが18分、DFダビド・アラバのクロスをFWマリオ・マンジュキッチにボレーシュートで決められ、バイエルンに先制を許してしまう。

 さらにニュルンベルクは、10分にDFティモシー・チャンドラー、22分にFWダニエル・ギンチェクを負傷で失ったことも影響し、バイエルンに主導権を握られる。後半開始直後には、ボランチの位置でプレーしたDFフィリップ・ラームに2010年以来となるゴールを献上。その後も得点を奪えず、2-0のまま逃げ切られた。

 清武は序盤、右サイドのクロスに合わせてクロスバー直撃のオーバーヘッドシュートを放つなど、存在感を見せたものの、結果に結びつけることはできなかった。

 チーム平均点が3.42だったドイツ『ビルト』で、清武の採点は4。DFマルビン・プラッテンハルトが単独でチーム最高の2、FWトマシュ・ペクハルトは単独で最低の5だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 チーム平均点3.8のドイツ『キッカー』は、清武に3と及第点をつけている。FWヨシプ・ドルミッチ、GKラファエル・シェーファー、DFハビエル・ピノラとともに、チーム最高タイの採点だった。

 また、地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』(チーム平均点3.36)は清武のパフォーマンスを4とし、寸評では次のように述べている。

「序盤は活発な姿勢でプレー。芸術的なオーバーヘッドシュートがバーに当たったのは不運だった。しかし、その後徐々に消えていき、ほとんど攻撃でインパクトを残せなかった」

 連勝が2でストップしたニュルンベルクは、16位に後退。次節はアウクスブルクとの対戦に臨む。


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