DFBポカール(ドイツ国内杯)は11日、準々決勝3試合を行い、ハンブルガーSVはホームで前回王者のバイエルンと対戦し、0-5で大敗した。

　ベスト8で姿を消したハンブルガーSVだが、相次ぐアクシデントに見舞われた。前半40分、オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトがふくらはぎに違和感を訴え、交代。さらにMFミラン・バデリも後半28分に足首を負傷し、ピッチをあとにした。

　ファン・デル・ファールトは今季リーグ戦17試合に出場し、7得点を記録。バデリも19試合に先発出場するなど、チームの主力を担ってきた。

　ハンブルガーSVはブンデスリーガ第20節を終えて、自動降格圏内の17位に低迷しており、次節は最下位ブラウンシュバイクとアウェーで対戦する。試合後、ファン・マルバイク監督は「出場の可否については見てみなければ分からない」と、ドイツ誌『キッカー』にコメントしているが、残留争い直接対決を前に主力の離脱となれば大きな痛手だ。

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