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コンテ:「バイエルンやマドリーと争うには忍耐が必要」

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欧州の舞台で結果を残すには時間がかかると強調

 ユベントスは27日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでトラブゾンスポルと敵地で対戦する。アントニオ・コンテ監督は突破への意気込みを見せるとともに、欧州の舞台ですぐに結果を残すことは難しいとの見解を示した。

 ホームでのファーストレグで2-0と勝利しているユヴェントス。コンテ監督は前日会見で、アウェーゴールを奪えば突破がより楽になると話した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「我々は良い結果で勝利を収めている。ホームで失点しないのは非常に重要だ。少しのアドバンテージがあるね。だが、トラブゾンスポルが2万5000人のファンに後押しされることも知っている。すごい雰囲気になるだろう。だが、我々はこういう試合を戦うことに慣れているよ」

「彼らには素晴らしいクオリティーがある。特に攻撃陣にね。だが、我々は勝負するためにここに来たんだ。守るために来たのではない。ゴールを決めれば突破への道のりが楽になることは分かっている。ファーストレグではうまくやったが、パフォーマンスを改善することはできる。こういう試合は欧州での経験を積ませてくれるんだ」

 その欧州の舞台で、ユヴェントスは今季、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を逃している。だが、コンテ監督は次のように強調した。

「(CL敗退は)残念だが、意欲的に(ELに)臨む。経験につながるからだ。欧州では、1年で、今日明日で発明することはできないんだ。去年は見事に優勝したチームにベスト8で敗れたということも忘れてはいけない」

「去年、我々は一つの道のりをスタートさせた。イタリアでは主役だが、欧州の舞台でバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーといったチームと互角に戦えるようになるまでは、まだ忍耐が必要なんだよ」

 なお、ユーヴェはMFクワドゥオ・アサモアが太ももの筋肉に疲労を訴え、トルコ遠征のメンバーから外れている。
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