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CL優勝を夢見るトッティ、W杯出場はなし

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「不可能じゃないことを願っている」

 ローマFWフランチェスコ・トッティはチャンピオンズリーグ(CL)優勝を願っている。一方で、ブラジル・ワールドカップ(W杯)に出場することはないと語った。

 イタリアのテレビ番組に出演したトッティは、3人目の子供の誕生が近いとも明かした。また、自らが選ぶベストイレブンについては、このように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手のコメントを伝えた。

「ゴールマウスには(ジャンルイジ・)ブッフォンだ。それからマイコン、(ワルテル・)サムエル、(ヴァンサン・)カンデラがディフェンスだね。中盤は(ダニエレ・)デ・ロッシとシャビ、(アンドレス・)イニエスタだ。それから僕と、クリスティアーノ・ロナウド、(リオネル・)メッシ、(ズラタン・)イブラヒモビッチだ。ちょっとバランスを欠くかもしれないけど、素晴らしいチームなのは確かだ。不可能だけどね」

 そして、トッティは自らの夢について次のように話している。

「僕はまだ夢を追っている。不可能じゃないことを願っているよ。時間はなくなってきているけどね。CLに優勝できれば何より素晴らしいだろうな。W杯? 出場するとは思わない。(チェーザレ・)プランデッリ監督はすでに連れていくメンバーを決めたと思う。僕には何も言ってきていない。でも、誰のことも評価はしないよ。ローマからはデ・ロッシと、きっと(アレッサンドロ・)フロレンツィだろう」

 トッティは今季からローマを率いるルディ・ガルシア監督に賛辞を送っている。

「素晴らしい仕事をしてくれた。僕らは非常に難しい2年を過ごしていたんだ。特にグループの管理という点でね。結果が出ないと誰もが自分のことを考えるようになってしまう。でも、何よりもまずグループが先なんだ。監督は4つか5つの言語を話す。すでにローマとは何かを理解しているよ。彼のことは知らなかった。リールを率いたことしか知らなかったよ。でも、とても鍛えられた人だ」

 最後に、トッティはローマの象徴であることがプライベートを難しくさせているとも明かしている。

「僕に私生活はない。散歩にも出かけられないし、映画館には暗くなってからしか入れない。みんなが立ち止まってくれ、自分のことを考えてくれるのは誇りに思う。でも、自分が見えなければ良いいのにと思うこともあるんだ。気づかれずに物事ができるようにね。特に子供たちのことだ」

「それでも、僕はほかの街で暮らすことを考えたりはしなかった。ほかのチームでプレーすることを何度も提案されたけど、ローマ人がローマを去るのは、問題があるときだけなんだ」
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