最後のアピールに期待するスコラーリ

　ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、ワールドカップ(W杯)メンバーのうちの95%をすでに決めたと話した。

　5日に南アフリカと対戦するブラジルは、W杯に臨むメンバーがほぼ決まっているようだ。しかし、指揮官はこれから考えを変える用意もあり、選手たちのアピールに期待している。

　今回はマンチェスター・シティMFフェルナンジーニョやバイエルン・ミュンヘンDFラフィーニャが招集された。スコラーリ監督はこういった選手たちからのメッセージを待っている。4日の会見で次のように話した。

「2002年のW杯を思い出してほしい。私は一緒にやったことがない選手を呼んだね。リカルジーニョと一緒だったことはない。カカは最後の試合だけだった。プレーしている誰にでもチャンスがある」

「フェルナンジーニョとラフィーニャは、私のチームで初めて機会を得た。彼らはフルで使ってみないとね。このチームの95%、90%はブラジル代表に入るだろう」