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[国際親善試合]スペインはペドロ弾で逃げ切り、イタリア下す

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 国際親善試合が5日に各地で行われた。ブラジルW杯の前哨戦となった一戦。スペイン代表はホームでイタリア代表に1-0で勝利した。後半18分にFWペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)の決めたゴールで逃げ切った。

 この日のスペインはA・マドリーのFWジエゴ・コスタが先発で代表デビュー。対するイタリアはFWマリオ・バロテッリが不在のため、FWパブロ・オスバルド(ユベントス)が4-2-3-1の1トップを務めた。

 序盤から激しい攻防が続いた。代表デビューでゴールの欲しいD・コスタが果敢に攻める。前半3分にはMFアンドレス・イニエスタのスルーパスにD・コスタが抜け出すもシュートで終わることはできない。同20分にはペドロからのパスにPA右へ抜け出すも、DFガブリエル・パレッタ(パルマ)にカットされた。同22分にはイニエスタがミドルシュートを狙うが、GKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)に阻まれる。

 対するイタリアは前半4分に決定機。右サイドを駆け上がったFWアレッシオ・チェルチのクロスがゴールへ向かって流れるも、惜しくもポストを叩いた。同29分にはMFクラウディオ・マルキージオ(ユベントス)のパスを受けたオスバルドがゴール正面からシュートを狙うも、わずかにクロスバー上方へ外れた。0-0で前半を折り返す。

 後半に入るとMFセスク・ファブレガス(バルセロナ)に代わって入ったMFダビド・シルバ(マンチェスター・C)が存在感をみせ、スペインの好機を演出した。中盤で起点となると、後半5分にはシルバのスルーパスからMFチアゴ・アルカンタラ(バイエルン)がシュートを狙うもGKに止められた。

 それでも後半18分にゴールは生まれた。シルバのパスを敵陣右サイドで受けたイニエスタがヒールで折り返す。走り込んだシルバには合わなかったものの、詰めていたペドロがこれを拾ってシュート。ブッフォンがわずかに触れるも、そのままゴールネットを揺らした。この得点が決勝点となり、スペインがイタリアに1-0で勝利した。

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