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17連勝&50戦不敗に記録更新のバイエルン、次節にも史上最速Vが決定

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[3.15 ブンデスリーガ第25節 バイエルン2-1レバークーゼン]

 ブンデスリーガは15日、第25節を行い、首位バイエルンはホームでレバークーゼンと対戦し、2-1で勝った。ブンデスリーガ記録を更新する17連勝を飾り、昨季から続くリーグ戦不敗記録も50試合(44勝6分)に更新。2位ドルトムントとの勝ち点差を「23」に広げ、自力優勝まであと2勝となった。ライバルの結果次第では次節にも2年連続24回目の優勝が決定。史上最速となる3月中の優勝決定が現実味を帯びてきた。

 前節のボルフスブルク戦(6-1)でブンデスリーガ新記録となる16連勝を飾ったバイエルン。レバークーゼンとは昨年10月5日のアウェーゲームで1-1で引き分けており、29勝4分1敗で優勝した昨季も唯一の1敗を喫した相手だった。バイエルンにとってドイツ国内では最大の難敵とも言え、前半11分にはFWシュテファン・キースリンクのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したFWソン・フンミンのシュートがわずかにゴール左へ外れるなど、ヒヤリとする場面もつくられた。

 レバークーゼンは後半29分、MFシモン・ロルフェスが強烈な左足ミドルを放つが、GKマヌエル・ノイアーが右手1本でセーブ。守護神がビッグセーブを見せると、落ち着いた試合運びを見せていたバイエルンは前半終了間際の44分にMFバスティアン・シュバインシュタイガーの右クロスにFWマリオ・マンジュキッチが頭で合わせ、先制点を奪った。後半7分にはシュバインシュタイガーが鮮やかな直接FKで追加点。その後も一方的にポゼッションを高め、相手陣内でゲームを進め続けた。

 後半アディショナルタイム、クロスからキースリンクのヘディングシュートで1点を返されたが、2-1でリーグ記録を更新する17連勝。この日、2位ドルトムントがボルシアMGに1-2で敗れたため、残り9試合で勝ち点差は「23」に広がった。バイエルンは今後、22日のマインツ戦、26日のヘルタ・ベルリン戦に連勝すれば、7試合を残して自力優勝が決定。また、22日のマインツ戦に勝ったうえで、ドルトムントがハノーファーと引き分け以下に終わり、勝ち点24差の3位シャルケもブラウンシュバイクと引き分け以下に終わった場合は、その時点で優勝が決まる。最短で次節、自力でも次々節。いずれにせよ、史上初となる3月中の優勝決定へ、いよいよカウントダウンに入った。


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