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本田は4戦連続先発へ 監督も「プレーが良くなっているのは明らか」

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イタリアサッカーに慣れつつある背番号10

 ミランは7日、セリエA第32節でジェノアと対戦する。MF本田圭佑は敵地での一戦で4試合連続先発出場となりそうだ。クラレンス・セードルフ監督は、本田がイタリアサッカーに慣れつつあると話している。

 一時はセードルフ監督の解任騒ぎも浮上したミランだが、ラツィオ、フィオレンティーナとのアウェー2連戦を1勝1分で乗り切ると、前節キエーボ戦ではホームで3-0と快勝。指揮官の立場は安泰となり、チームには良いムードが戻ってきている。

 ラツィオ戦では後半の早い時間帯で交代を命じられた本田だが、フィオレンティーナ戦でフル出場すると、キエーボ戦ではアシストを記録した。セードルフ監督は6日の会見で、MFカカと本田のコンビネーションが良くなっていると話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「最近の試合で何かが形づくられてきているね。カカと本田は最初からあの位置でプレーしている。大きな変化はない。変わったのは、彼らのコンビネーションだよ。時間をかけて実現することだ。今の我々がチャンスをつくっていることには満足している。しっかりしたチームになりつつあり、それにとても満足しているよ」

 セードルフ監督は改めて本田が右サイドでプレーできるとコメント。ただし、攻撃では自由に攻めることができるとの主張を繰り返している。

「本田は右サイドでプレーできる。彼の未来はここにあり、今はとてもうまくやっているね。私はずっと彼があの位置でうまくやれると考えてきた。攻守両面において非常にバランスをもたらしてくれる。カカへのアシストを見たよね。私はもっと期待しているよ。彼には素晴らしい足があり、素晴らしいプレーができる」

「今はもう少しイタリアサッカーを知ってきており、プレーが良くなっているのは明らかだ。決まったポジションはない。(リオネル・)メッシだって右サイドでプレーしていた。だが、あらゆるポジションを動いていただろう。我々の前線のクオリティーを考えれば、守備に関しては決まった位置を保たなければいけないが、攻撃においては自由があるんだよ」

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』『スカイ・スポーツ』といったイタリア主要メディアは、本田が4試合連続先発出場すると予想している。ミランは勝てば欧州カップ戦出場ラインに勝ち点5差と迫れるだけに、本田もミランも再び結果を残したいところだ。


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