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FAカップに集中するベンゲル

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「リアクションを見せなければ」

 アーセナルは、12日に行われるFAカップ準決勝でチャンピオンシップ(イングランド2部)のウィガンと対戦する。アーセン・ベンゲル監督は、リーグ戦で敗戦したショックを引きずらずにウィガンとの試合に向かうと強調した。

 アーセナルは、6日に行われたプレミアリーグ第33節、敵地でエヴァートンに0-3と完敗した。消化試合の1試合多い5位エバートンとの勝ち点差は1ポイントとなり、チャンピオンズリーグ出場権を逃す恐れも出てきている。

 だが、ベンゲル監督は敗戦からの立ち直りを期待すると主張した。イギリス『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えている。

「私に選択肢はないだろう。先週のエバートンとの試合を終え、我々はリアクションを見せなければいけない」

「我々は次の試合で力強いパフォーマンスを示して、リアクションできることを証明しなければならない。ウィガンは今シーズン、マンチェスター・シティを破っている。昨年の決勝と同様にね。だから、彼らとの試合に集中することが大事だ」

 次の移籍市場が開く夏の補強に関して問われると、以下のように答えた。

「それはシーズン終了後に見てみよう。我々にはベースがあり、まずはケガしている選手たちの復帰を待たなければいけない。我々の仕事はチームを団結させることであり、どこで間違えたかを考えることだ。選手たちは、シーズンを通じてポジティブな部分をたくさん示してくれたからね」

「完璧なチームは存在しない。常にチームの改善に努めようと思っている。我々は17回リーグ戦で首位に立ったが、重要な時期に(ケガで)複数の選手を欠くこととなった。それを繰り返すことは望んでいない」

 ウィガン戦の先発メンバーについては、明言を避けている。

「我々は出場できるか不透明な選手を何人か抱えている。キーラン・ギブス、トマシュ・ロシツキ、アレックス・オックスレイド・チェンバレンなどだ。彼らは今の時点では起用できない。(起用するかどうかの)決断を下すのは、もう少し後になる」

「マテュー・フラミニは出場停止だから、アーロン・ラムジーは先発させることになるだろう。ジャック・ウィルシャーは出場しないだろう。翌週には計算できるかもしれない。回復は順調だよ」


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