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チェルシー、モウリーニョ監督やコーチ、MFラミレスら3名が処分

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 イングランドサッカー協会(FA)は23日、チェルシージョゼ・モウリーニョ監督、ルイ・ファリア・コーチ、MFラミレスの3名に処分を下すと発表した。

 チェルシーは19日に行われたプレミアリーグ第35節のサンダーランド戦で1-2の敗戦。3試合ぶりの黒星で自力優勝の可能性が消滅すると、モウリーニョ監督の持っていたホーム77試合連続無敗記録もストップした。

 この試合で自力優勝の可能性を逃しただけでなく、3人もが処分される結果となってしまったチェルシー。まずは、判定への激しい抗議で退席処分となっていたルイ・ファリア・コーチは、第4審判への暴言や退席処分後の振る舞いが不適切だったとして処分が決まった。

 また、試合終盤に相手MFセバスティアン・ラーションの顔を叩いたラミレス。主審がこの行為を見ておらず、試合中は処分を受けていなかったが、FAは専門家による協議の結果、これを「暴力行為」とみなし、処分対象になった。

 そしてモウリーニョ監督は、試合後の発言が問題視された。同氏は会見で「4つの短い話で私が言いたいすべてのことを言うことができる」とし、4点についてのみ語った。そのうちの2つは選手たちを労うもの、相手チームを称えるものだったが、残り2つは違った。

「3点目としては、私はレフェリーのマイク・ディーンを祝いたい。彼のパフォーマンスは信じられないほどのものだった。レフェリーが信じられないほどのパフォーマンスを見せたときは、こう伝えることがフェアだ。彼は一つの目的を持ってこの試合に臨んだ。その目的とは素晴らしいパフォーマンスを披露するということだった。そして、彼はそれをやった」

「4つ目はマイク・ライリーを祝いたいということだ。彼はレフェリーの長だ。彼らがシーズンを通してやっていることは素晴らしい。特にここ2か月、タイトル争いに絡むチームの試合で素晴らしい。私は彼も祝いたい」。これらの痛烈な皮肉が処分を受ける結果になった。


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